先日の土曜日、私は箱根にいました。
というのは、昨日の記事で書きましたが、その際、「箱根湯本」から「強羅」まで電車で往復したことも書きました。
その時、「箱根湯本」から「強羅」までの電車の中でのことがすごく印象的でした。
「箱根湯本」のホームは長蛇の列で、電車の中も満員でした。東京の朝の通勤ラッシュとまではいきませんが、混んでいました。
ということで、出入り口辺りに陣取ったわけです。幸い、「強羅」まで降りる客はほとんどいなかった。
ドアに向かって左側の方を私、そして、右側の方に若い青年が。その青年が実に初々しい感じ。数十分の間でしたが、その青年は、どこかビクビクしているようにも見え、必死で旅をしているようでした。その青年は、必死に電車からの景色をコンパクトデジカメで写真を撮っている。ところどころで、撮っているのです。とにかく、気になったものを見逃さないように!って感じで。
そう!写真はきれいに撮ることとか、構図とか、こう撮りなさいとか、撮り方なんて、気にしなくていい!もちろん、大切な要素かもしれないけど、まずは、自分が撮りたいものを撮る!これがすごく大切だと思います。
たとえ、それが他の人から「う~ん」となっても。だけど、それに対して、他の人に評価を求めることとは別次元になりますが。
もし、その写真が後で見たところ、「あれっ」てなってもいいと思います(笑)。
その思い出はしっかりと自分の胸の中にあるのですから!
なんか、自分自身の旅を必死にして、楽しもうとしているのかなーって思ったのでした(笑)。