水上バスに初めて乗りました

 東京に出てきてから一度も水上バスを乗ったことがなかった。これまでは主に電車が移動手段で、バスもあまり利用したことはなかった。そんな中、水上バスの存在は知っていたものの、移動手段としては全く利用してこなかった。
 水上バスというものを、移動手段としてではなく、自分の中では観光といったイメージでとらえていたことが大きな理由だ。
 そこで、水上バスというものを利用してみることにした。浅草の吾妻橋から日の出桟橋まで。本当はお台場あたりまで利用したかったのだが、時間とお金の都合で(笑)。

  

 浅草の水上バス乗り場の建物に初めて入って、チケットを購入。日の出桟橋までは760円。チケットを買って、2階へと進む。待ち時間は2階の窓からの景色で、東京スカイツリーや隅田川の景色が楽しめる。
 出発の時間が近づくと、水上バスへと案内される。水上バスが到着して、ここまで乗船してきた乗客たちが降りて行き、今度は私たちが乗る番だ。

  

  

 東京湾方向へと進むということで、水上バスの後ろのデッキ部分に座ることにした。
 そうして出発。水上バスに乗って隅田川を渡っていく旅がスタートした。水上バスは東京湾めがけて、東京スカイツリーから遠ざかっていく。浅草は結構な頻度で行くのですが、水上バスからの景色はまた違って新鮮だ。そうして、水上バスが進んでいき、最初の橋をくぐる、吾妻橋だ。水上バスに乗ったのは、今回が初めてだったから、当然、吾妻橋をくぐるのも初めて(笑)。そして、これから数多くの橋をくぐるわけで、それも当然初めてだ。

  

  

 隅田川を東京湾へと進んでいくうちに「こんなにたくさんの橋があるんだな」っとちょっとビックリした。グーグル・マップといった地図で何気に見ていて、橋がたくさんあることは知っていたが、こうして自分の目で橋を見ながらくぐっていくと、隅田川だけでも多くの橋があって、それぞれの橋のデザインや雰囲気なりがすごく面白かった。同時に、橋の下がどんな感じになっているのかも、ちょっとした楽しみだった(笑)。
 それと同時に、東京スカイツリーの存在感がすごい。水上バスは日の出桟橋へと目指すわけで東京湾に近づいていくのだが、東京スカイツリーはどこに行っても見ることができた。東京湾近くまで、レインボーブリッジが後少しの距離でも、つまり日の出桟橋辺りでも見ることができた。もちろん、高層ビルといった建物の陰に隠れて見えない場面もあったが、そういうケースがない場合、普通に確認できる。改めて、東京スカイツリーの634mの高さが高いことが実感できた。

  

  

 隅田川から眺める景色…水上バスが進みながらという、移動することで景色が変わっていく東京の街並みも面白かった。
今度はお台場まで行ってみたいものだ。