売る気があるの?

 先日、古本屋に行った時のこと。
 私は、ある小さな古本屋に入った。

 その古本屋は、長方形で2つの入り口がある。店の両脇と中央に棚があり、奥には店主が座っている。入り口を入ってU字に歩いて、外に出られる。

 私は目当ての本を探していると、目当ての本の出版社が集まっている一角を見つけた。
 地道にタイトル、著者名を確認していく。しかし、残念ながら見つからない。
 上から下へと探していく。しかし、あるところで、探せなくなった。というのは、ある高さから、棚にはおさまらなかった本が棚の手前を占拠していたからだ。
 この流れでいくと、まだその目当ての本の系列が続いている。手前の占拠している上の本はどかしたりして、奥の棚の本を確認していくが、限界がある。
 手前の本は何冊も上積みされていて、どけたりするのには限界があったので、店主に聞いてみることにした。

 著者名を言って、反応をうかがった。
 そうしたら、店主は「わからない」と。

 そこで、探していた場所の手前の本をどかして探してもよいかと、聞いてみた。もちろん、探し終えたら、もとの状態にもどすつもりで。
 そうしたら、店主が「それはやめてください」っと・・・。

 え~~~~!?(笑)って感じです。

 古本屋の店主というのは、そんな感じなのかもしれませんが。
 しかも、なんかありそうなような・・・という、もしかして・・・っと思いながら、お店を後にしました(笑)。

 でも、手前の本の後ろの棚の本・・・あのままじゃ、売れないのでは・・・?
 思わず、売る気があるのかなった(笑)。

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