ちょっとした物語案が浮かんできた(笑)

 楠木建氏の本「好きなようにしてください たった一つの『仕事』の原則」を読んでいたら、ある相談者が大学とアルバイトをどうすればいいのかで悩んでいて、筆者がそれに答えていた内容で、こんなのがありました。

 ある朝、起きたら5人に分身して、それぞれが好きな仕事へと出勤。そして、夜、分身した5人が帰ってきて、家でそれぞれの仕事で感じたことを話し合う。そうして、分身下5人は合体して1人の人間になって寝る。翌朝、また分身して……。
 これで、気になってる職種に対しての比較をして、将来の職種を決める。。。といった解答。もちろん、現実はこんなことはできません(笑)。

 っと、こんな感じです。
 これを読んだ時、「物語の設定的にいいんではないか」っと思いました(笑)。
 例えば、こんな感じはどうだろう?

 社会に出て成果を上げて出世を目指す主人公・A。会社のプロジェクトを次々とこなし、周りからも一目置かれていた。
 実はAには人にはいえない秘密があった。実は月のはじめの5日間だけ、朝5人に分身でき、夜に合体する。分身後、それぞれが経験したことを合体することで、5人分の経験値が一気に会得できるという能力。
 そんな特殊能力を持つAは、数々のプロジェクトでその特殊能力を利用し、人よりもはやくプロジェクトを実現させていった。
 しかし、ある時、Aが取り組んでいたあるプロジェクトで、Sに完全敗北をきした。Aがつくりあげてきたプランよりはるかに上のプランをSが出して、プロジェクトをかっさらっていった。
 さらに、他のプロジェクトでは、Aはとてつもないミスをし、プロジェクトが厳しくなった。Aはセキュリティー面では徹底していたが、Xという厄介者が邪魔をしていたからだ。Aのセキュリティーのほんの些細な点を、普通では考えられないタイミングで邪魔をしてきて、ミスにつながった。
 AはS、Xに悪戦苦闘しつつも、社会での成果を目指していく。
 実は、Sは月の3分の1、朝10人に分身できる特殊能力を持っていて、Xは月に一度人よりはやく動けるという特殊能力を持っていた。
 社会には、やり手のエースが存在する。実は、それらのエースは特殊能力を持っていた、、、。

という物語オチ。

 特殊能力系の物語はあるけど、こんなのはどうでしょうか?(笑)