物事の取り組み方で、違った視点や気づきが変わってくる

 先日、ある古本好きの人と話していた時に、ドラマ「東京バンドワゴン」の話題があがりました。下町にある古本屋(と喫茶店が融合した店)を経営している家族が、ちょっとしたトラブルや出来事を解決していくドラマなんですが、舞台となる古本屋について、どうかという話になったわけです。
 その古本好きの人は、ドラマの古本屋が「何の分野に強いのか気になるな~」と。古本好きの人なので「そうですよね~」っと思いましたが、次に出てきた話でビックリ!?

 「毎回(毎週)、古本屋に展示されている本が、変わっていたりするのかっていうのも気になるよ

っと!?
 これを聞いて、思わず「なるほど~!?」って呻ってしまいました(笑)。
 これって、お客さんに、そして、お店の古本に対する取り組みというか、想いが見えますよね。その店がお客さん達によく利用されているかどうかもわかりますよね。つまり、毎回、展示されている本が少しでも変わっていれば、利用されていることになります。言ってみれば、回転率ですね。
 そうしたことから、お店の繁盛が見えますし、そして、それだけではなくて、お店が本に対する想いも見えてきたりしますね。そして、愛されるお店かどうかも。

 ドラマなのだから、「そこまでは……」っていうのもそうかもしれませんが、そうした点もおさえた演出があると、本好きな人を(物語のメインとは違うかも知れませんが)物語に興味を持ってもらうきっかけにもなると思います。
 それと、そうしたある意味、ちょっとしたことかもしれませんが、そうしたちょっとした演出もきっちりおさえることで、その物語をさらに面白くさせる深みも出てくるかもしれません。

 ドラマは果たしてどうかというと、わかんないです(笑)。まぁ、それはいいとして、こうしたちょっとした捉え方一つで、物事に気づけることができたりするのだろうっと。そして、それは物事にしっかりと取り組んでいるから得られる気づきだったりするので、自分の物事に対しての取り組み方にもでてくるな~っと。
 物事の成否は、結構、ちょっとしたことに気づけるかどうかだったりすることも多いですよね。そうしたことに気づいて、ジャッジして、行動にうつすことができるか。

 思わず考えさせられた話を聞かせてもらいました(笑)。

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