順番にしやすいように書いた数字が、本来の遊び方を変えてしまった

 小学生の頃、百人一首を楽しむ時間があり、夢中になったことがありました。それで、親に頼んで、百人一首を買ってもらったことがありました。

 百人一首は簡単に言えば、かるたのようなものですね。2人以上で楽しむことができ、得たカードの枚数を競うものだったと思います。違ったらごめんなさい(笑)。
 当時はカセットテープの時代で、百人一首のカード一式と百人一首を読み上げる音声のカセットテープのセットがあり、それを買ってもらいました。ただ、カセットテープなので、読み上げる順番は同じなので、はじめのうちだけは新鮮で、あとは・・・・・・(笑)。科学の発達はすごいもので、カセットテープの次の世代のCDで、順番がランダムになり、それでクリアですね。っと、一人でも楽しめることができるわけです。

 その百人一首ですが、かるたのように楽しむやり方の他に、楽しむやり方があります。ただ、もう小学校以来やっていないので、忘れてしまいましたが、そのやり方はカードゲームのUNOのような、トランプで言えば、大貧民のような楽しみ方が確かできたかと思います。
 やはり、子供的にはこうした楽しみ方に夢中になります。友達とよく楽しんだ覚えがあります。それで、買ってもらったうれしさで大切に扱うということ、A型(血液型は関係はないかもしれませんが)の特徴ですかね。遊び終わったら、並び替えを順番にして、後片付けをしたりします。毎回とはいかなかったりしますが。
 当然、多くの枚数なので、大変だったりします。ある時、友達の百人一首で楽しんでいたところ、百人一首のカードの表(文字が書いてある方)の端の部分に小さな文字で数字が書かれていました。何だろうと友達に聞いたところ、「片付ける時や順番通りにしたい時、この数字を見れば簡単だから」と。

 なるほど!? ということで、私も真似をしました。ただ、何か間違ったのか、私はこんなところに書いてしまいました。というのは、カードの裏の端に書いたのです。
 これは大きな失敗でした。なぜなら、引こうとするカードの内容が分かってしまうからです。つまり、カードを裏にした山の上から、1枚ずつ引いていくのですが、裏の端に書かれた数字で、どのカードか特定されてしまうからです(笑)。当然、よく遊んでいた友達も家族も知っているので、そのカードだと分かると、もう苦笑いだったり、爆笑のような感じだったり、と取りにくい取りにくい(笑)。

 これはこれで、楽しかったのですが、新鮮に緊張感は楽しめなくなってしまったので、残念でもありました。
 内容が分かってしまう遊び方になって、それは違った意味で、違った展開で楽しかったのを覚えています。

 皆さんも、何かを書く時は、場所に気をつけてください(笑)。

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