古いものと新しいもの

 赤坂プリンスホテルは現在、解体中です。この後は、超高層の建築物が予定されているそうで。
 赤坂プリンスホテルは上の世代の人にとっては、ちょっとした感慨を覚えるものみたいです。この前、赤坂見附で赤坂プリンスホテルの解体中の姿を見る機会がありました。

 最近では、年代物の建造物の解体が目立ち始めてきました。
 様々な歴史があり、様々な出来事が飛び交ってきました。歴史の舞台になり、ニュースの舞台になり、それぞれの人の思いが飛び交ったり。そうしたことから、多くの人の思い出に焼き付いているでしょう。
 そうした思い出のあった建造物が解体されるとなれば、感慨深くになり、懐かしくなり、さみしくもなるのでしょう。こうした歴史的な、年代物の建造物がなくなっていくことに、多くの人が「さみしくなりますね~」という声をよく聞きます。
 でも、長い時間もたち、老朽化しているのも事実。危険さも日々、高まっていくことですから、建て替えも仕方がありません。

 ただ、歴史的な建造物など、残したい建造物もあることでしょう。老朽化が進んだから、建て替えないといけない、ではなく、いいものは残して、新しいものにした方いいのならそうする、といった様々なケースはあっていいかと。
 老朽化したら、建て替えることだけしかないというと、そうではなく、東京駅のように改修工事が終わり、昔の姿で蘇ったように、改修や補強という方法もあります。

 超高層ビルの解体は、この赤坂プリンスホテルが初めてだそうで、今後、増えていくでしょう。
 ただ、私自身、赤坂プリンスホテルと聞いても、そんなにピンときません。と同時に、逆の立場になるのもいずれはきます(笑)。

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