フリージャーナリストの今後は?

 雑誌「Journalism(2012.11号)」の特集は、「紛争地のジャーナリスト」。
 結構、ボリュームのある特集でした。フリージャーナリストの環境は、経済情勢の厳しい中で、さらに厳しいものになっています。特集では、生死に大きく影響する紛争地への取材を、メディア企業側が責任を持たないような傾向の問題を指摘しています。
 危ない場面に接することはそれだけ、命の危険へのリスクも高まることになります。そうした場面をフリージャーナリストが今、多くで追っている状況になっています。
 最近では、危ない地域に行き、そこで命を落としたり、人質になったりする場面を叩く声が強まったことがありました。難しい問題だと思います。しかし、世界の問題を取り上げることは、日本に住む私達にも遠からず影響することになります。
 危険な紛争地に行くジャーナリストはフリーばかりという問題もあります。そこで、問題はフリーが行かなければ、独自の情報収集はできず、他の地域や国の立場のバイアスがかかった情報が入ってくることになります。問題は遠い地域だからと言って、情報を入手しなければ、気付かないうちに、日本、私達の立場が厳しい状況になっているということもありえます。
 特集では、紛争地への取材に関しての問題点やフリージャーナリストの問題、その環境だけではなく、メディア企業側のできることについてもさぐっています。

 他にも面白かったのは、「記者ツイッター、ブログ最前線 NYタイムズ再興、陰の立役者は」の記事。
 厳しいマスメディアの経営事情に、希望の道が少しずつ出てきています。インターネットが普通の今、そのネットの活用方法でうまくやっているのが、NY・タイムズ。日本もこのヒントをうまく活用できるように。

 「新人記者のための取材力養成講座 本当のことを聞き出すため 情報源との接し方を考えよう」。この連載モノ、毎回、勉強になります。

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