フリージャーナリストの厳しい環境

 雑誌「Newsweek(2012.11.7号)」は、やはり、アメリカ大統領選間近ということで、アメリカ大統領選の記事が多かった。「アメリカに迫る「財政の崖」」、「土壇場ロムニーにまさかの上昇気流」、「現実を無視した人民元バッシング」、「オバマ、再建への最後の一手」、「「ロムニー大統領」の右傾度」、オバマのサプライズ大作戦」、「中国が米大統領選を嫌うホントの理由」。
 現在、オバマ有利だったのが、討論会でのロムニーの善戦で勢いに乗り、ロムニーが追い上げ、拮抗している状態だといいます。

 「戦場で使い捨てされる若きフリー記者たち」の記事は、フリージャーナリストの状況がさらに厳しくなっているという問題を取り上げていました。
 報道の世界で何とかやっていくために、新人のフリージャーナリストが戦闘の最前線に経験も少ない状態で行き、危ない目にあう確率が高くなっているといいます。その他の者よりも、という競争が熾烈にさせてもいるのですが、報道機関の経済状態もあり、その環境がさらに厳しいものへとさせてもいます。
 報道機関側は責任をとらない方向で、売り込みにきたフリージャーナリストには、「行くな」という言うが、「行ったら、記事を送ってくれ」ということになるそうです。
 そうした結果、記事の値段もそんなに……という状況で、フリージャーナリストの環境は厳しいものになり、将来的な安定はわからない状況だそうです。
 報道機関が行けないところを、フリージャーナリストが行くことから、様々な情報がフリージャーナリストから得られてもいますが、果たしてその関係はどうなのか?
 それに、危険な前線に行くから、いい情報があるというわけではないことも。しかし、そうならざるを得ない状況になってもいるのかもしれません。問題はフリージャーナリストの危険なところにも行くのが、新人でも多くなったということで、危険な目にあうケースも多いということ。成功例もありますが、それは一部だろうと。
 結果的に、報道する会社の方は、ジャーナリズムだけではなく、経営も考えないといけないこともあり、理想だけではできない……それに、現在、報道の状況は経済的にも厳しいものになっているため、今後もこのフリージャーナリストと報道機関の関係の問題は続きそうな感じです。

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