「暗殺者(上・下)」/ロバート・ラドラム

 大ヒットした映画「ボーン・アイデンティティー」の原作がこれ。この映画、はまりました(笑)。それがきっかけで、ロバート・ラドラムを知りました。

僕はいったい誰なんだ? 嵐の海から瀕死の重傷で救助された男は、いっさいの過去の記憶をなくしていた。残された僅かな手掛り――整形手術された顔、コンタクト・レンズの使用痕、頭髪の染色あと、そして身体に埋めこまれていた銀行の口座番号――は、彼を恐ろしい事実へと導いていく。自分の正体を知るための執拗な彼の努力は、彼の命を狙う者たちをも引き寄せることになった。
(「暗殺者(上)」のあらすじより)」

J・ボーンの過去はしだいに明らかになった。恐ろしい自分の正体に苦しむ彼と、一旦は人質にされながらも彼を信じ、愛してしまったマリー。全世界を敵に回した二人の調査は、なお続く。当代屈指の暗殺者カルロス、彼を凌ごうと“実績”を重ねるカイン、そしてJ・ボーンの謎の記憶……。並のミステリ作家6人分のスリルとサスペンスが詰まっているといわれる、ベストセラー長編。
(「暗殺者(下)」のあらすじより)

 映画はもう本当に夢中にさせられるほど大好きな映画。その原作も大ヒットということで、気になっていました。この映画があったから、ドバート・ラドラムを読むきっかけになったのですが、私がラドラムを読み始めた頃には、この小説はなかなか手に入れることができませんでした。
 読み始める前にはちょっとした懸念もありました。それは、映画を見ているから、物語の大半はわかってしまっているのが、残念かもしれないということ。しかし、この懸念は、読み始めると吹っ飛びました。
 確かに、設定は同じように感じますが、物語は映画とは違いました。自分を捜し求めるのは同じですが、その展開といえばいいのでしょうか。映画も面白かったですが、小説もそういうことで、すごく楽しめることができました。大ヒットした理由が読んで、納得しました。
 この小説、映画もそうでしたが、3部作。もちろん、全部、手に入れていて、読むつもりです。今後の作品も期待大です。

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