アジアの海の今後の行方

 雑誌「外交(vol.13)」の特集は、「海洋新時代の外交構想力」ということで、海洋の今後の行方についてを考えさせられるテーマでした。
 日本は島国ということで、海洋国家。。。といいつつも、その海洋をうまく戦略に取り入れているのかと言うと、疑問符がついてしまいます。アジアの海洋は今、すごく不安定な状況に陥ろうとしています。それは中国の急速な拡大が挙げられます。その中国が、自国の海洋利権を拡大させようとして、周辺国と、日本ともトラブルを起こしています。
 そうしたことから、アメリカはアジアへと注目を強めています。
 特集では、アジアの海洋に関わる国の海洋戦略を取り上げています。オーストラリアやインドなど。海洋をどう安定させていくべきかの指針が語られていました。
 海洋をある一定の国に抑えられてしまえば、日本としても、その他の国々にしても、大きな打撃にもなってしまいます。しかし、海洋を安定させるためには、大きなコストと大きなリスクが必要になってきます。敵を海洋から追い出すことはできても、コントロールするとなれば、すごい労力とコストが必要になってきます。そのため、海洋をうまく安定させて、多くの国がきちんとしたルールで利用できるようにするには、利用する国々がルールを守る必要がありますね。
 海洋は日本の実に身近なところの存在で、私達の身近な存在でもあります。だから、この海洋問題は本当は実に大きな問題だということですね。

 「せめぎ合う米中 アジア太平洋勢力圏の攻防(上)」の記事は興味深かったです。
 当初の予想では、中国の周辺国、中国よりの国々は、中国が勢いを増すにつれ、中国寄りになっていくだろうとされていました。しかし、実際は、中国と距離をとり始めているというのです。
 詳しくは、この記事を読んでみてほしいですが、興味深い内容でした。(下)もあるので、次号が気になります。

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