パレスチナの自治政府がなくなって困るのは?

 日本の平和を感じて、日々の生活を営んでいると、変化しているようでどこか「そのまま続くのではないか?」という感覚を覚えることがあります。しかし、日々、変化していて、世界情勢も刻々と変化しています。

 イスラエルとパレスチナの問題は、以前からずっと続いていまして、最近ではパレスチナが国連に認められるよう働きかけて、ひと悶着がありました。
 しかし、パレスチナの自治政府。これは、今後も続くのではないかと思ったのが、Newsweek(2011.12.21号)の「アッバス、「自治放棄」の真意」。イスラエルとパレスチナのいがみ合いは続いてきましたが、この自治政府で自治政府が管理する地域を、間接的に管理してきたのがイスラエル。つまり、支配地域ではあるものの、自治政府がその管理を代行しているという見方。もちろん、両者のいがみ合いはあったけど、この自治政府を担うアッバス議長が管理するおかげで、イスラエルは直接、管理してコストなりリスクをそのまま引き受けなくてすんでいたというわけです。
 そのため、アッバス議長が「自治放棄」を視野に入れているようなニュースが出てきたみたいで、もしそれが現実的であれば、イスラエルとしても喜べない展開に。そのため、その「自治放棄」をダシにアッバス議長がイスラエルと駆け引きをしているというのです。だから、この「自治放棄」はそこまで本気ではない、という声もあります。

 イスラエルとパレスチナの問題。動き出そうとすれば、他の問題が出てきて、なかなか動けない。どうすればいいんでしょうね。

 今号では、ヨーロッパの金融危機問題、ロシアの「ロシアの春はくるのか?」という内容も。そして、興味深かったのが、「ブルームバーグ 世界制覇の道」でした。
 新聞以外のメディアの活動を行っているブルームバーグ。今、その勢いがすごいみたいです。メディア業界の不振や不況が続く中、このブルームバーグは好調だというのです。そこには、需要という経営戦略が大きな項目となっているのが、記事を読んでいてもわかりました。ただ、その好調状態の中で、メディアという存在を政治なり、今後のブルームバーグ氏の行為にも、「利用されるのかな」と感じてしまいます。
 だけど、この不況の中での好調ぶりには、厳しい他のメディア業界も真似をしないといけないとは思いつつも、ヒントとして頭に入れておかないといけないかもしれませんね。

 そして、アメリカはやはりすごいな~って思ったのが、「2012大統領選 2大政党をぶっ飛ばせ!」の記事。実質、アメリカの大統領選は民主と共和の2大政党の戦いになっています。しかし、それも現実社会が悪い状況から脱出できないという問題から、多くの疑問が出ています。そこで、第2の道として、AE(アメリカンズエレクト)。
 「有権者登録」を済ませていれば、誰でも代議員になれ、そこから大統領選も狙えるというものだそうだ。ネットを駆使したもので、まだまだ現実的には生の大統領選には難しい段階みたいだが、今後の展開として、無視できなくなりそうだという。でも、こうした取り組みがアメリカでは出てきて、影響力を高めていく展開は、やはりすごいなっと感じます。
 問題やデメリットなどはあるとは思いますが、こうした新しい試みなどが出てきて、進められていくのは驚きます。

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