スパコンの早さが決める位置

 日本での事業仕訳で「スパコンの技術が2位ではだめなのか」ということで、すごく世間を騒がさせたことがありました。
 技術力なりが1位でも2位でも変わらないか、というと大きく変わってきます。ただ、上記で言いたかったことは、恐らく他にも重要なことがある中で、全体での優先順位を決めないということだったのでしょう。その言葉がストレートに受け取られ、批判が出たことにもつながったのだと思います。

 だけど、Newsweek(2011.12.7号)の「米中スパコン対決「2位じゃダメ」な理由」という記事があり、ちょっと興味深かったです。
 高性能のコンピューターの市場規模は世界全体で256億ドルだそうです。兵器開発だけでなく、気候変動の予測や新薬の開発にもスパコンは役立っており、開発の遅れは、科学、石油・天然ガス、製薬、軍治等のあらゆる分野でたちまち優位を失うことになるというのです。
 つまり、最速コンピューターの開発競争は、経済的な反映と国の安全保障の両方がかかった戦いということ。

 「まさか~大げさな~」と思うかもしれませんが、実は大きな重要要素になっています。現にこの事業もアメリカでは国家安全保障の最重要分野の1つに挙げられているぐらい。
 経済にも軍事にも、あらゆる分野で驚かされることになるということです。これがまだ友好国だったらいいかもしれませんが、敵対国で競争となるとまた危機的状況になります。友好国でも厳密にいえば、いいとはいえないでしょうが。例えば、いろいろな分析をするとします。その結果で状況が変わってくるとすれば、その結果がはやく分かる方が断然有利になるでしょう。
 単純にそう考えるだけでも、大きな視野に立つと結構、シビヤになってきます。
 現に、アメリカと中国で熾烈な競争が始まっているそうです。日本もその競争の中で健闘しています。

 これが戦争になると、戦争で慎重かつ十分な分析や展開などをはやく考えられる方が有利ですね。それは経済にもいえることで、だからいろんな所で影響が出てくるなのだと思います。
 2位でもすごいですが、今後の世界情勢は厳しいもので、現体制のアメリカ優位が変わろうとしている中、この分野の行方は重要な視点になっています。

 そんなスパコンの戦い一つを見ても、日本は健闘しています。そうして、長い不況の中の日本ですが、様々なところで頑張っている企業や人が多いです。
 「日本を救う中小企業100」という特集が今号で組まれていました。取り上げられていたのは、

・医療法人社団KNI
・ヴァロール
・旬材
・和郷
・吉工園
・イー・ディ・エス研究所
・山下工業所
・フローレンス
・クマケン工業
・アットマーク・ラーニング
・日本タングステン
・オーガッツ
・ホットランド
・スマートサポート
・タケオカ自動車工芸
・JPホールディングス
・平田牧場
・日本ベーシック
・パン・アキモト
・マゼラン・リゾーツ・アンド・トラスト
・力の源カンパニー
・リード エグジビジョン ジャパン
・アニーグループ
・音力発電
・ユーグレナ
・サワヤ
・金剛組
・坂本乙造商店
・あいや
・南部美人
・東海バネ工業
・名城ナノカーボン
・コロプラ
・ヤナギヤ
・テフコ青森
・チロルチョコ
・松風
・会津食のルネッサンス
・アクト
・旭電機化成
・アムコン
・EVhonda
・インターナショナルスクール・オブ・アジア設立準備財団
・エクスチェンジ コーポレーション
・STBヒグチ
・エスペックミック
・かづ美
・環境工業
・企業農業研究所
・キッズウシティージャパン
・協栄産業
・京都医療設計
・京星
・クロスカンパニー
・くちろく
・ケアプロ
・コスモパワー
・高齢社
・佐藤繊維
・澤の屋旅館
・GNS
・シェルター
・篠田プラズマ
・ゼファー
・武林製作所
・田中水力
・タニタ
・タビオ
・地熱エンジニアリング
・テクノスジャパン
・東京フード
・ドッグウッド
・ナガオカ
・ナカシマメディカル
・中村建設
・日本ポリグル
・日本アドバンストアグリ
・日本理化学工業
・ニューメディカル・テック
・長谷川鉄工
・美創技研
・日吉屋
・枚方技研
・福島民報
・不二精機
・ブラケット
・平成建設
・マイファーム
・マツバラ金網
・松本農園
・マニー
・三鷹光器
・三星産業貿易
・宮城交通
・みらい教育研究所
・ムラコシ精工
・明星産商
・モビーディック
・モリタ防災テック
・リムコーポレーション

といった中小企業がピックアップされていました。
 なかなか知らない企業ばかりですが、様々な企業や組織が活発に動いていると知ると、うれしくなりますね。
 日本もまだまだ頑張れる!

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