ジョブズのスタイル

 Newsweek(2011.9.7号)では「ジョブズが創った未来。ジョブズがいない未来。」という特集(?)が組まれていました。
 スティーブ・ジョブズがアップルのCEOを退くというニュースは世間に衝撃をもたらしました。私自身もびっくり(笑)。今後のアップルの行方、iPhoneの行方はどうなっていくのだろうか?っと。

 記事は「帝王ジョブズ カリスマの流儀」、「ジョブズの成功を支えた10原則」、「天才なきアップルの未来」という3つの記事がありました。
 読んでいると、「なるほど」というエピソードや内容があります。

 20代前半でジョブズは豊かさと名声を手に入れたが、自分の放つオーラに負けず、激しくぶつかってくるタイプの人材が必要だと思ったという。そこで、ジョブズが取ったのは、部下に容赦なくダメ出しをする方法だそうです。それでも引き下がらないならば、それだけ強い信念の持つ主だからです。
 そこで、ジョブズはまず、仲間の提案を「クソだ」と切り捨て、それに相手が反論し、自説を曲げずに食い下がってくると、ジョブズは相手を信頼したという。

 ジョブズ自身もそうだが、スタッフに対する要求水準も高く、それに刺激されて、みんな仕事に没頭する。ジョブズは部下の心理を巧みに操り、アメとムチを使い分けた。
 そして、革新的な新製品を開発する時は、最大限のリスクを取ったという。

 こうしたことから、アップルの出す新商品は、厳しい展開になったとしても挽回していった。
 それに加え、ジョブズの先見の目は鋭かった。デジタルライフの拡大を見越し、iPodやiPhone、iPad、iTunesなどをヒットさせていったのは、ご存知の通りだろう。

 そして、そのジョブズが退き、今後はティム・クックがCEOになる。両者は共通点はあるみたいですが、正反対でもあるみたいです。ジョブズはナルシスト型でエンターティナーとして優れ、絶対の自信からどんなリスクにもひるまないタイプ。しかし、こうしたタイプは感情に流されやすく移り気。
 クックはそんなジョブズを縁の下の力持ちとして補う存在でもあるみたい。クックは新しい挑戦よりも、今ある仕事を効率化することに才能を発揮するタイプ。
 両者が補完し合った結果が良い結果にもつながったのでしょう。

 アップル、ジョブズの戦略は、これまで多くの利用者をやきもきさせてきた。次はどんなモノを作り、楽しませてくれるのか。新しい概念の商品だとしても、それを利用者がうまく利用するように、仕掛けていく方法も巧み。
 徹底した秘密主義から、しかもアップルの出すモノは影響が大きいこともあり、メディアも自然と取り上げていく。そうしたことから、アップルへの希望は拡散されていく。

 最後に「ジョブズの成功を支えた10原則」が載ってました。

1:完璧を目指せ
2:専門家を使え
3:冷徹になれ
4:消費者調査は要らない
5:学びあるのみ
6:ひたすらシンプルに
7:秘密を守れ
8:チームは小さく
9:アメよりムチを
10:試作は極限まで

 詳しい事はNewsweekを(笑)。でも、これだけでもイメージは分かるかと。

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