リビアの今後

 8月23日付けの新聞で、リビアの首都がほぼ反政府勢力の支配下に入ったと知りました。「アラブの春」という民主革命がリビアにも大きな影響を与え、「ついに、ここまできたか」という感じです。
 リビアの民主革命は一時期、危機的状況になりました。「アラブの春」が伝わり、リビアの反政府勢力に勢いをつかせ、一時、あともう一歩という段階まで来た時、カダフィ大佐率いる政府勢力が反撃の力を強め、反政府勢力の勢いが後退し、その後の状況が厳しくなりました。
 そうして、NATO(北大西洋条約機構)が支援することになったものの、膠着状態が続いていたわけですが、その民主革命がここにきて、前進してきました。

 しかし、まだ安心はできませんし、この後の反政府勢力による政権による今後のリビアの国の統治がまだ不明確です。
 独裁政治を終わらせることができるかもしれませんが、問題は革命後の行方が難しいということです。その懸念が強いのは、今の段階でも反政府勢力中でも勢力争いがあり、不安定要素があることです。
 さらに、過去の革命の中から、アフガニスタンなどの例からも挙げると、革命が成功したかに思えたが、しかし、内部紛争も絡み、革命前の勢力が巻き返して、撤退という形もありました。

 今後のリビアの情勢はまだまだ安心できないですね。

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