中国での中国人の生活はどうなっていくのか

 2011年9月号のCOURRiER Japonの特集は、「中国人はここまで「豊か」になっていた」という中国人の生活に関する特集内容でした。
 現在、最も勢いのある中国。その勢いは世界からもうらやましがられる存在であるのと同時に、どこまで続くのか、中国のやりたい放題という風にうつる行動に神経をとがらせてもいます。
 果たしてどうなのでしょうか?そこで、この特集では、中国の人々の生活に密着した内容でした。

 確かに、中国は豊かになり、中産階級の存在が目立つようになってきたといいますが、この中産階級の定義は、私たちの定義と違うそうです。詳しくは雑誌を読んでみてほしいですが、中国の中産階級は富裕層のように見えてしまいます。しかし、当の中国ではそうではないみたいで、富裕層というのははるかに想像を絶するほどみたいです。
 経済的に豊かになっている中国の生活ですが、そこに大きな不安要素もあるみたいです。そうした中産階級の生活を送っている人々は一見、優雅にうつりますが、老後が大きな不安要素があるみたいです。高齢化社会が問題になっている日本も老後は怖いですが、中国ではさらに不安定になるそうで、日本のような整備は整っていないというのが現状だそうです。一見、成功している人もどこかで中国から他国へと…とうった考えも強いそうで、いずれはこの勢いは止まると見ている人も。
 中産階級に注目しましたが、低層に位置する問題は依然として深刻で、今後、格差問題は続きそうです。中国では今でも、地方と都市との区別があり、都市で生活できても、地方出身のため、十分な補償はないというのが現状です。それは住むということから、子供を育てるということまでも関わっており、出身地が大きいといいます。
 中国の勢いには目を見張るものがありますが、同時に暗部も深刻さが漂っているわけです。

 「佐藤優の国際ニュース解説室 第26回」では、中国の経済成長についての内容でした。
 質問では「中国の大都市では人件費が上がり始め、外国企業の中国離れが始まったと聞きます。そのような現状があって、さらにインフレでも、中国は経済成長を継続できるのでしょうか?」という、気になる内容でした。
 佐藤氏の答えは、中国の経済成長は続くと見ています。しかも、中国の賃金が韓国と同水準になり、日本に近づくまで続くそうです。
 賃金上昇が続きますが、農村部からの流入してくるため、賃金には歯止めがきくそうです。それに、これまでの歴史を見ていくと、経済成長を続けていくというのです。

 なるほど。ただ、バブルがはじけるのではという疑問と、経済成長していくという見方。後者が正しいとすると、中国という国、経済は、想像をはるかに超えた存在なのかもしれません。
 どの道、中国とうまくやっていく、対応していく道は考えないといけないでしょう。

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