東京タワーはやはりシンボルです!

 先日、久しぶりに東京タワーに行ってきました。
 第1展望台(150m)に、特別展望台(250m)にと、展望台からの眺めを堪能してきました。東京タワーにはこれまで何度か着ていましたが、今日、展望台に上ってみて、福井から東京へと、上京して来た時のことを思い出します。

 福井から夜行バスに乗り、朝、東京駅に着きました。バックパックを背負って、そのまま、JR山手線で新宿駅まで行きました。なぜか、わかりませんが(笑)。それから、新宿駅のコインロッカーに、バックパックを預けて、歩くことに。そして、なぜか、池袋駅まで歩いていきました。ちょうどその時間帯は、朝の通勤時ぐらいだったと思います。周りには、スーツ姿の男性や女性たちが歩いています。これから、それぞれ仕事に向かう中、私は目的もなく、歩いています(笑)。新宿駅から池袋駅の間、ちょっとした焦りも感じていました。
 福井という地方、田舎から、高層ビルが建ち並ぶ東京に立って、果たして私の居場所はあるのだろうか?っと。私の入る余地はあるのだろうか?っと。そうして、池袋駅に着き、どうしようか?って時に、「東京タワーに行こう!」っと思って、東京タワーに行ったわけです。そうして、展望台に上って、東京の街並みを見ていると、先ほどの思い(やっていけるのか?俺の入るところはあるのか?こんなに人人人で??)が不安になって襲ってきたのを覚えています。

 そんなこんなで、何とか東京で生活していますが、東京タワーの展望台から眺めていると、その当時の思い出がよみがえってくるのです!
 東京タワーはこれまで、東京のシンボル、日本のシンボル(の一つ)といった役割を担ってきたと思います。それは、私にとってもそうで、私の思い出にとってもとても大切な場所です。
 来年春には東京スカイツリーがオープンして、新しいシンボルが出来上がるわけですが、それでも東京タワーの歴史は重いもので、今後も存在感は大きいと思います。