アメリカの竜巻事情

 アメリカで4月27日から28日にかけて、竜巻や鉄砲水を世も伴う暴風雨が発生した。アラバマ州では原子力発電所の原子炉3基が自動停止。竜巻の被害としては、13州で329人が犠牲となった1974年4月以来の規模だという。
 米国立測候所によると、同地方では27日に164件の竜巻の発生報告を受け、そのうち50~60件は同じ竜巻とみられるという。その場合、竜巻の進行距離としては1925年に記録した219マイル(約350キロ)に匹敵する可能性があるという。

 竜巻はアメリカでは非常に身近な問題だと聞く。竜巻発生はアメリカでは多く、年々、竜巻による被害は表で出やすくなっているという。
 アメリカでは竜巻がよく発生するが、地方や田舎で発生することが多かったという。しかし、居住が地方へも拡がっていくにつれ、竜巻にあうケースも増え、それだけ被害が出やすくなったという。地方では竜巻が起こっていたが、人があまり住んでいなかったことから、竜巻が起こっていることを知らなかったが、人を住むようになり、竜巻が実は起こっていたということ・起こっているということを知ったというのだ。

 アメリカへの移民なり、人口の増加により、地方や田舎など郊外へと移り住む人々が増えたことで、竜巻の問題が深刻になっていったという。
 この話を聞いたのは、4~5年前だったように思う。それから年月がたった今、アメリカの竜巻問題は、どこまで深まった・解決に向かったのだろうか?

 今回の竜巻による被害から、はやく復興することを願います。

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