原発事故はアメリカへも

 COURRiER Japon(2011.5号)の「町山智浩のUSニュースの番犬 第16回 アメリカメディアは未曾有の大震災をどのように報じたか」の記事。

 3月11日の東北地方太平洋沖地震はアメリカにも衝撃だった。
 サンフランシスコのテレビでは、天気予報で空気中の放射線量が発表されるようになったという。
 爆発で吹き上げられた放射性物質がジェット気流に乗って運ばれてくることを恐れたこともあるからだそうだ。
 政府は「人体に影響を及ぼす事態ではない」と呼びかけたが、カリフォルニアのドラッグストアの棚からヨウ素剤が消えたという。ヨウ素剤販売専門サイト「ヌーク・ピルズ・ドットコム」では25万錠、3,000パックの在庫が2日で完売したそうだ。

 日本でもあらゆるものに影響が出ている。トイレットペーパーから水、パンなど。被災地で深刻になっている物資だが、アメリカでも震災による衝撃がえいきょうをしているようだ。

 世界に影響が出ており、日本からの物や食の輸出を控える行動が出ているそうだ。
 経済にも環境にも、様々な面で、懸念する事項が増えつつある。