スイスは実は銃大国だった

 銃大国といえば「アメリカ」がまず浮かんでくる。日本は銃を身近には感じられず、アメリカのように銃が身近なところにあるという感覚は、何だか違和感を覚える。

 そんな銃であるが、スイスが意外と銃大国だったと知って、ビックリした(笑)。

1位:米国 96人
2位:イエメン 55人
3位:スイス 46人

 これは、ジュネーブ高等国際問題研究所が発表した「2010年小型武器実態調査」で、国別に人口100人当たりの銃の所持率を比べた上位3カ国の結果。

 スイスでは冷戦が終わるまで、敵が攻めてきたら各自武器を持って、24時間以内に何人が集まる、といった動員体制があった。
 そのため、現役兵は軍支給の銃を持ち帰り、予備役になると、希望者は数千円程度で安く買い取れる仕組みがある。毎年の射撃訓練も義務づけられているそうだ。
 しかし、問題も出ているそうだ。
 軍の銃を使った自殺や殺人が後を絶たず、「家庭に銃を持ち込むな」という声も上がった。

 いろいろな国にはその国の事情があるから、なんとも言えないが、やはり、銃は・・・という風にダメではないかという感情がある反面、そういった事情を聞くと一概にそうではないっと思ってしまう。

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