今度は警察の外(病院)から事件を解決する、新たな主人公シリーズ、小説『院内刑事』(濱 嘉之)

 新しい主人公と設定で面白かった!

文庫書き下ろし!廣瀬知剛は、政治家も利用する大病院で働く警視庁公安総務課OB。モンスターペイシェント、院内暴力、セクハラ、果ては暴力団関係者、薬物反応の出た患者の対応まで、ありとあらゆるトラブルの処理に追われている。ある日、脳梗塞で倒れた財務大臣が運ばれてきた。どうやら何者かに一服盛られたらしい――“院内刑事”の秘密捜査がはじまる!
(小説のあらすじより)」

 正直、実際に読み出すまではそんなに期待していませんでした。私的に「タイトル」と設定にあまり魅力を感じずにいました。
 しかし、実際に読んでみると、面白く読み入りました(笑)。やはり、読んでみるまで分かりませんね。反省します。

 主人公は警察官ではなく、警察官OBで、警察官を辞めた人物が主人公。そんな主人公が病院のリスクマネジメントという立場で、病院で警察官のような役割をする物語。
 病院での物語になりますが、病院で発生することがきっかけで、病院外へと発展することもあり、主人公の周辺人物の活躍、警察官の活躍が楽しめる内容となっていました。

 物語は読みやすく入りやすく、新たらしい主人公のシリーズとして、次回作も期待したいと感じさせるものでした。

7/10)

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