ユニークさ&物語設定の発想が面白く気軽に楽しめた、小説『愚者のスプーンは曲がる』(桐山 轍也)

 物語の発想が面白く、物語もユニークな展開で面白かった!

ある日突然、銃を所持した超能力者(らしい)二人組に拉致された町田瞬。彼らは組織の命令で、危険な能力を持つ(らしい)瞬を殺しに来たのだという。その能力とは、超能力の「無効化」。つまり、瞬の前では超能力者による超常現象は発生しない(らしい)――。なんとか命拾いした瞬は、代わりに超能力者による組織『超現象調査機構』で働くことになり、やがて奇怪な事件に巻き込まれていく……。
(小説のあらすじより)」

 超力者たちの世界の物語だけど、主人公が超能力を無効化するという設定で、ほとんど超能力による出来事が出てこない。そんな超能力がテーマだけど、超能力が出てこない物語の発想がGood!
 それだけではなく、物語も読みやすく、ユニークさもあり、気軽に楽しめる小説にもなっていました。

 ただ、気軽に楽しめる分、深さはあまり感じられませんでした。そこがいいところでもあり、物足りなさを感じますが、面白おかしく読めます。

 ミステリーものはあまり読まないのですが、こうしたちょっとしたミステリーでユニークなものであれば読みやすいなっと思いました。

7/10)

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