知るということは

 物事を知るということはどういうことなのだろうか?

 物事を知ることで、いろんなことを知り、知識として、自分に栄養を与える。

 しかし、知るということはプラスばかりではない。マイナス面も出てくる。
 いってみれば、知らなくてもいいこともあるように思う。知ってしまえば、それに惑わされ、振り回されることもある。

 しかし、知りたいという欲望がそれを邪魔をする。知ることは重要だし、知ることは必要かもしれないが、知るからこそ、苦しいこともある。
 知るということは、抽象的であるが、大人になっていくことになるのだろうか。

 例えば、普通の生活を送って、祭りとか誕生日とかという、イベントを楽しむ。
 そうした生活から、海外へ旅行に行き、1日1ドルの生活をすることを知る。それに伴い、いろんなトラブルにあったり・・・と。その結果、普通の生活がどんなにか、幸せなことだったかを感じることができた。
 だからといって、普通の生活に戻れば、かつての、普通の生活を楽しむことができるかといえば、そうもいかない。その普通の生活を過ごしても、今度は違った生活となってしまう。いってみれば、マイナスといってしまえば、マイナスの部分を知ったため、かつての普通の生活の感覚はもう味わえないということだ。

 これは例えの話。もちろん、いろんな場合が想定できる。
 私のいいたいことは、知ることは重要だけど、知ることは同時に、危険な部分もあるということだ。
 だけど、知るということをしないといけなくなってしまう感情がある(笑)。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする