世界を見ていると

 私は主に国際情勢に興味があります。
 ある地域で、戦争や紛争が起こり、そこに政治が存在し、争いが勃発する。
 そんな状況をどのように解決にさせるのか。平和を目指すのは、世界共通のことであるだろう。中には戦争に賛成の方もいるかもしれないが。

 世界にはこれらのような問題が数多く存在している。そして、多くの代表や識者、有権者たちがそれらの問題に対しての解決策や戦略、計画を訴えている。
 その訴えが、日々のニュースや雑誌、インターネットから、知ることができるわけだ。同時に自分なりの考えや、知人たちの考えからも、どうしていくかは考えることはできる。
 そこで、自分の興味のある分野を多く知ることになり、その分野に詳しくなってくる。

 しかし、いくら分野に詳しくなっても、それだけでは足りない。なぜなら、問題にはいろいろな要素が含んでいることが多いからである。
 例えば、今でも深刻な状況が続いているイラク問題を取り上げてみる。イラクは2003年からアメリカによる戦争が始まった。当時は大量破壊兵器を持っていることがきっかけで始まったというのが建前だ。しかし、そこには石油という魅力的な資源があり、イランという存在も大きかったことがあげられる。他にも様々な背景があるが、一つの理由だけで、物事はなかなか動かない。
 
 このことから、戦争や紛争といった争いだけではその地域はどうなるかというのは、なかなかわからない。そこに、政治や経済といった分野なども深く関わってくるため、自分が興味を持つ分野だけでは足りなくなり、他の分野もそこそこ知っていないといけない。
 私はどちらかというと、経済がそこまで得意ではない(笑)。なかなか、難しい。しかし、できるだけ、目を通し、理解するようにしている。毎日のニュースを収集していると、それは物語になり、どう動いていくかかが気になってくるものだ。
 経済の動向は物語だけではないように思う。単なる物語ではなく、そこに専門的な知識が必要になり、計算といったものも。何にでもそうであろうが、私は経済に弱い部分があるので、そこが難しい(笑)。
 しかし、国際情勢、戦争や紛争といったことを調べていく上で、経済もやはり、深く関わってくる。経済はそれとはちょっと離れているように見えても、回りまわって関わってくる。

 一つの分野を極めることは重要だが、他の分野も回りまわって、関係してくる。そこで、他の分野のことも知る必要がある。