スマートなアクション&スリルな物語が楽しめた、小説『ムーン・ドラゴンの謀略 ロビン・モナーク』(マーク・サリヴァン)

 スマートなアクション&スリルという感じで楽しめる作品になっていました。

小説『ムーン・ドラゴンの謀略 ロビン・モナーク』(マーク・サリヴァン)

「南シナ海を航海中のタンカー〈ニアメ号〉が何者かに襲われ、極秘会議中だったアメリカ合衆国国務長官アグネス・ロートンと中国・インドの外相二人が拉致される。事件の首謀者ラメランは〈予言者の息子〉と名乗り、外相らの身代金と政治犯の釈放を要求。期限まであと5日――大統領ローバート・サンドは周囲の反対を押し切り、元CIAきってのエージェント、ロビン・モナークをロートン救出の任務に抜擢する。モナークはバーネットらチームを召集する一方、中国・インドの工作員、ソン・ローアとバッシュと行動を共にすることになる。同じ頃、香港の犯罪組織〈シン・トゥン〉のボス、ムーン・ドラゴンは密かにモナークの動きを封じようとしていた……。フィリピン、ヴェトナム、タイ、マレーシア、香港、インドネシア――アジアを股にかけ、モナークの活躍が始まる!
(小説(上)のあらすじより)」

「〈ニアメ号〉の現場で発見されたメモから、バンコクに向かったモナークは、特殊部隊時代の戦友アーチー・ラサムと再会を果たす。ラサムから得た情報を追ってクアラルンプールの武器商人テングーにたどり着いたモナークを待っていたのは、思いもかけない人物の裏切りだった。その人物こそが、ロートン国務長官拉致の一件に関わっていたのだ。敵の必死の反撃に苦戦を強いられながらも、ついにモナークは香港犯罪組織〈シン・トゥン〉のボス、ムーン・ドラゴンが陰謀の首謀者だと突き止める。一方、国務長官らの処刑の期限が迫るなか、世界各国で〈予言者の息子〉の攻撃が次々と勃発する。果たして、ムーン・ドラゴンの真の目的とは……? ロビン・モナークと仲間たちの究極のミッションは達成されるのか!?
(小説(下)のあらすじより)」

 物語のテンポはリズミカルで、飽きさせない展開で楽しめました。
 そんな物語の展開ですが、登場人物、特に主人公・ロビン・モナークはスマートで頼りがいのある人物で、モナークとその周辺人物のやり取りが、物語を面白くさせ、アメリカらしいスマートでリーダー感溢れる展開が楽しめました。

 今作はロビン・モナーク・シリーズの第2作。前作よりも今作は、物語のミッションに重点されていて、主人公などの過去などより今の問題へのミッションという形でいい感じ(過去の問題は前作ではそれがいい感じでした)。

 全体としては、物語に入りやすく、分かりやすく読みやすいのがGood。ただ、物語としてはちょっと重みが足りない感じはあります。深みはあるようで・・・・・・ちょっと・・・・・・って感じ。でも、それは分かりやすく読みやすいことがあるためでもあるかもしれません。

 スマートなアクション&スリル、スパイ物語という感じで、気軽に楽しめる作品でした。

7/10)

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