NHKの「ドキュメント72時間」という番組

 ある夜のこと。遅い時間に何気にテレビをつけてみると、NHKでちょっとしたドキュメンタリー番組がやっていました。

 「ドキュメント72時間」という番組(放送時間は30分)で、北海道のバスターミナルが舞台。そのバスターミナルを利用する人の人間模様が取り上げられていました。途中から見た形になっていましたが、気付いたら見入っていていました。

 ちょうどその時、ちょっと精神的に疲れていたのを覚えています。バスターミナルを利用する人間模様を見ていて、どこか癒されていました(笑)
 いろんな人がいて、いろんな人生があって、いろんな生活があって・・・・・・その人の人生の、生活の一部分(をバスターミナルでの一幕という形ですが)しか見ていないわけですが、そこに人の営みや優しさが感じられて、ちょっと元気をもらったように感じました。

 それ以来、NHKの「ドキュメント72時間」をちょくちょく見るようになりました。
 見ていて思ったのは、いろんな人がいて、それだけいろんな人生がある、ということだけではなく、それらの人がどこか温かい雰囲気を持っていることでした。
 人は何か悩みを持ちつつも人生を前に進もうとしていて、その歩みが雰囲気に出ているように感じました。そのどこか優しい雰囲気というか、人間味というか、人の温もりが感じられ、見ている側も温かい気持ちにさせてくれるものでした。

 ふと思ったのは、たった一つの場所に多くの人の人生が交差しているんですよね。そして、様々な想いが集まったり、行き交っていると思うとちょっと不思議。
 その場所に様々な人が行き交い、触れ合ったり、佇んだり・・・・・・と人の人生、生活感が感じられ、それを感じて癒されたり、元気をもらったりしています(笑)。

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