「六本木クロッシング2016展」を見てきました。

 6月11日(土)、六本木ヒルズ 森タワー53Fの森美術館(東京都港区)で開催されていた「六本木クロッシング2016展~僕の身体、あなたの声~」に行ってきました(イベントは3月26日(土)から7月10日(日)まで開催)。
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 20組のアーティストによる日本の現代アートを楽しめました。

 「私」とは誰だだろう。私の身体はどのように歴史や他者とつながっているのだろう。というテーマで、アーティストがそれぞれの表現手法で、作品を通じて私たちに訴えたり語り掛けたり。

 この「六本木クロッシング」は、森美術館が3年に一度、日本のアートシーンを総覧する定点観測的な展覧会として2004年から開催してきたシリーズ展だそうです。今回で5回目で、日本、韓国、台湾の4人のキュレーターにより選ばれた、20組のアーティストの表現が展示されています。
 今日の社会とアートについて考察。今、グローバル化やITの発達により、ネットを介したバーチャルなコミュニケーションの機会が増大。このことは、自己と他者の関係の変化や、世の中の枠組みや価値観の多様化に、大きな影響を与えており、アーティストもまたその状況に敏感に反応。アーティストたちのまなざしを通して出会う、歴史や身体、性、風景についての新たな解釈やイメージ。
 これらを、過去と未来、自己と他者が交錯する感覚を味わいながら、世界と自分との新たな関係性を探る展示となっているそうです。

 貰ったチラシを読んだらこんなことが書いてありました。
 実はあまり芸術とかをわかっていません。作品を見ても、どう感じていいのかがわからなく、困惑することも(大袈裟ですが、笑)。でも、それでも、芸術作品を少し見てみて、感じてみたいとも少しずつ思ってきました。
 今回も見ていて「芸術というものがどういうものか」はわかったとはいえないものの、自分なりに見ていて感じることはありました。

 20組作品がありましたが、私は山城大督氏の作品がすごく面白かった。
 大きな長方形の板に、太鼓や楽器、花瓶とかモノがバラバラに置かれていました。そうして、ライトがそれぞれのモノで照らし出されて、そのモノが言葉を発します。そして、他のモノも言葉を発します。それがちょっとした会話をしているようで、でも会話のやり取りはメチャクチャで会話になっていない。でも、それがどういう展開になるのか、見続けていたら、会話から、ちょっとしたナレーション風になったり、また会話になったりして、いつしか、ちょっと引き込まれて見続けていました。

 そうして、こんな場面がありました。モノたちが会話のやり取りで、「まわれ、まわれ」と連発するだけの場面。単なる「まわれ、まわれ」ではなく、それぞれに独自の「まわれ、まわれ」の言い方になっていく。「まわれ~、まわれ~」だったり、「まーわーれー、まーわーれー」だったり。
 そんな場面をちょっとバカバカしくも楽しんでいたら、ふと、学生や小さな頃のことを思い出したり。今考えると、こんなバカみたいなことを、学生や小さな頃、言い合ったりしていたな。それを何気に「楽しんでいたな~」っと。そんなことを見聞きして感じていました。

 会場には多くの人が見に来ていて作品を見ているのですが、その見に来ている人は「芸術を感じているんだろうな~」っと思いつつ作品を見ていました。
 ただ、作品をじっくり見ているのを見つつ、その人たちは「芸術を感じているんだろうな~」って思いつつ……しかし、私自身、作品をじっくり見た時に感じることを覚えた時、「自分なりに芸術を感じればいいのかな」っと思いました。
 周りに同じ作品を見て、私とは違ったことを感じているのかもしれませんが、それに触発もされたようにも思いました。

 これも一つの芸術を楽しむことかもしれませんね。

 他の作品もいろいろありましたが、どこか不思議さを感じつつ作品を見ていました。
 結構なボリュームで慣れないこともあり、見終わった後はさすがに疲れました(笑)。それでも、面白かったなっと思いました。

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