旅人の辛さや普通の生活を想う寅さんたちの元気が楽しめて、映画「男はつらいよ 寅次郎忘れな草」

 寅さんとリリーの出会いの物語。

「『男はつらいよ』シリーズ第11作にして、寅さん(渥美清)にとって運命のヒロインともいうべきリリー(浅丘ルリ子)がついに登場!
 父親の27回忌の法事をメチャクチャにするなど、今回も“とらや”の人々に迷惑をかけっぱなしのまま旅に出た寅さんは、北海道・網走に向かう夜行列車の中で、外の闇を見つめながら涙を流す旅回りのキャバレー歌手、リリーに出会った。中学のときに家を飛び出したという、いわば女版“フーテンの寅”たる彼女と寅さんは、お互いシンパシーを抱きつつ、日本のどこかでの再会を約束するが……。
 歴代マドンナの思い出話で“とらや”の人々が盛り上がる中、一人の男に惚れて惚れぬきたいというリリーを、果たして寅さんは受け止めることが出来るのか? また今回は寅さんが牧場で働くようになるが、意外と虚弱体質であったこともわかる!?
(DVDのパッケージより)」

 寅さんとリリーが初めて出会う物語で、その恋の行方もいい感じに楽しめました。

 寅さんもリリーもちょっとした訳ありの旅回り人。その旅回り人の厳しさや悲しさといった奥深い一コマが見ることができ、寅さんとリリーが抱えるモノが伝わってきます。
 そんな寅さんとリリーですが、その持ち前の明るい雰囲気がいい感じに息があい、見ている側も楽しくさせられます。同時に、厳しさの面も……。

 旅人というのはちょっとした憧れにも思うかもしれませんが、旅人の辛さや普通の生活の素晴らしさを感じさせてくれる物語内容にもなっていました。

 その寅さんとリリーの抱える背景を感じるとともに、元気溢れる両者のコンビネーションが楽しめた映画でした。

7/10)

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