主人公は同じ。事件ごとの短編物語風で気軽に楽しめた、小説「ヒトイチ 画像解析 警視庁人事一課監察係」(濱 嘉之)

 気軽に楽しめる作品になっています。

小説「ヒトイチ 画像解析 警視庁人事一課監察係」(濱 嘉之)

「「蒲田署内で拳銃自殺だ」。遺体は強姦殺人事件の犯人を追いつめていた腕利きの巡査部長。警視庁人事一課、通称ヒトイチのエリート監察係長・榎本博史が真相究明に乗り出すと、警察のデータサーバーには防犯カメラから転送された驚きの画像が――「警察が警察を追う」シリーズ、絶好調第2弾!〈文庫書下ろし〉
(小説のあらすじより)」

 正直、第1弾は「そこそこ(だけど……)」って感じだったので、読む前は「あまり……」でした(爆。読んでみると、中盤ぐらいから面白くなってきた感じです。

 小説の構成は、物語が3つあるって感じです。主人公は同じですが、事件が3つあり、3つの事件の物語(同時進行でなく、事件ごとの展開)で構成されています。だから、ある意味短編小説みたいな感じ。私は正直なところ、あまり短編小説は読まないので、ちょっとその辺が残念に思ってしまいます。
 そのこともあってか、はじめの事件の締めはどこか中途半端になってしまったような……残念な点。

 ただ、残りの2つはそこそこ興味深く読めた感じでした。それに、内容としても読ませるような引き込み要素もありました。

 他のシリーズのような雰囲気とは違い、このシリーズはまた独自の雰囲気を持っています。ただ、共通点としてはわかりやすく、入りやすいと思います。
 今作はそこにちょっと軽さもありますが、楽しめる作品となっていました。

6/10)

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