様々な分野の入門としてわかりやすかった、『「知」の読書術』(佐藤 優)

 様々な分野への入門編となる本でした。

『「知」の読書術』(佐藤 優)

「古典から電子書籍まで――「真の教養」が身につく
佐藤流読書術とは?
(本の帯より)」

 著者のオススメの本を紹介しつつ、様々な分野を知る・学んでいく上での入門となる本を紹介しつつ、わかりやすくその内容を解説したりしていて、読みやすかったです。
 これをきっかけに、興味のアルモノゴトや分野を知るきっかけづくりにもなりそうな内容でした。

 興味深かった内容としては、

・「紙の本と同じ本を電子書籍で読む」。あくまでも最初は紙で読むことを原則として、2冊目を電子書籍で買う。

・同じ本を電子書籍で買うことにより、端末が「携帯図書館」になる。

・読んだ本から引用したい場合も、端末を持っていれば正確な引用ができる。

・ちょっとした暇な時間で、同じ本を電子書籍で何度も再読すれば、理解が深まり知識の定着につながる

・「貨幣の数量と流通速度が、物価水準を決定する」という「貨幣数量説」を認めるか認めないか。

・海外諸国と比べた日本人の英語力不足を嘆く声が多いが、これは裏返すと、日本は必要かつ十分な人口の中で、自己充足的な世界を築くことができていたということ。逆に国民の多くが英語を使っている国というのは、国力が弱いので国際化せざるをえないという切羽詰まった事情がある。

・最低限の英会話能力しかない人が就く仕事は単純労働になる。そのような単純労働に必要なレベルの英語が話せることを日本人の労働指針とするのは、極めて危険。

7/10)

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