対談形式で読みやすくオススメの本が紹介されていた、『世界と闘う「読書術」 思想を鍛える一〇〇〇冊』(佐高 信、佐藤 優)

 対談形式で、オススメの千冊が紹介されていました。

『世界と闘う「読書術」 思想を鍛える一000冊』(佐高 信、佐藤 優)

「 世界各地で民族紛争や宗教対立が激化している。かつて覇権争いの主役だった国家は、経済的にも巨大なパワーを持つグローバル企業によって存在自体を揺さぶられている。日本も例外ではない。ブラック企業による労働者からの収奪は進み、自由は大企業だけが独占している。沖縄の基地問題をはじめ日米関係、官僚支配の問題など政権交代をへても解決の糸口は見えない。
 世界は激変している。こんな時代に思想のないまま世界に対峙して生きていくことはできない。自分の言葉で世界をとらえ直し、みずからの思想を鍛えるのは読書しかない。ふたりの知の巨人が実体験をひきながら、読書を武器にする方法を説き明かす。
(本より)」

 佐高氏と佐藤氏が対談形式で、それぞれの事柄、分野などでのオススメ本が紹介されていました。
 本の紹介だけでなく、分析や解析などもあって、考えさせられるきっかけにもなる本でした。

 興味深かった内容は、

・日本人は疑うことより信じることを尊ぶ。それで疑問によって鍛えられていない軽信がはびこる。

・十数年前に経済が数学と結びついた。だから、国際情勢や経済を理解する時に。数字の力は絶対に必要になってくる。数字をきちんとフォローしていないと、嘘つきにだまされる可能性がある。

・国民のスキャンダルを一番握っているのは国家。つまり、「公権力」が一番情報を持っていて、かつそれを意図的に垂れ流すことができる。
 国家や公権力が秘匿する情報をつかんで暴く調査報道は、現象においては警察や検察によるリークと同じスキャンダリズムであっても、ベクトルが違う。

5/10)

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