自分の人生の困難にヒントが見つかるかも、『ケンカの流儀』(佐藤 優)

 人生の分岐点や厳しい状況の際へのヒントが盛り込まれていました。

憎らしい相手との闘争に巻き込まれた時、どうすべきか? 個人や組織レベルの「日常」から、国家レベルの「非日常」まで、各種の修羅場をサバイバルするための極意を伝授する。ヘーゲル、池田大作、プーチンら「修羅場の達人」や、著者自身の獄中経験から、究極のノウハウを学び取れ。
(本のあらすじより)」

 ピンチに陥った時、トラブルになった時、そういった時どうすればいいのか、そのヒントが盛り込まれていました。

 様々な教訓、教えなどを紹介しており、その解説があったり。迷った時やそういう時を想像して読むと、ちょっとしたヒントが見つかるかもしれません。

 興味深かった内容は、

・人間は基本的に大きな失敗をするまで、自らの行動を改めることはしない。

・「ここぞ」という時に牙と爪をむき出して、闘う必要はある。
→職場で理不尽なことがあったら、無理に知恵を働かせて、自分が譲歩する形で折り合いをつけていれば、自分が最後に疲れ切ってしまう。

・相手にデリケートなことがあることを理解し、強圧的な姿勢を取らない人が最終的に周りから認められる。

・能力があるものは、他者の中にある肯定的要素を引き出す手助けをするといった具合で、他者のために力を使うことが重要。
→組織が強くなり、その行為が周囲から理解されるようになれば、誤解ややっかみをはねのけ、能力を十分に発揮できる環境をつくることができる。

・優れた小説は、複数の読み解きが可能であるということ。

・どのような状況においても、自暴自棄になったり、諦めて流れに流されるままになることをしないこと。自分が置かれた状況をできるだけ客観的に見つめて、時が来るまで、おとなしくし、「ここだ」というタイミングで、一気に勝負をかける。

・自らに責任のない事柄で苦難に遭遇した時は、誰かを恨んだり、自責の念にかられることなく、この試練には必ず意味があると考え、ひたすら耐えること。

・時代を画する大きな仕事に取り組む人は、叩かれ、潰されるかもしれない。しかし、その人の仕事は少し形を変えて別の人に引き継がれるので、失脚したからといって、絶望することはない。

・修羅場というのは、たいてい自分の甘さに起因するということ。

5/10)

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