竜崎が恋!? 後半、グッと読みいりました 『疑心 隠蔽捜査3』(今野 敏)

 竜崎のまさかの恋展開にはビックリしました。

アメリカ大統領の訪日が決定。大森署署長・竜崎伸也警視長は、羽田空港を含む第二方面警備本部長に抜擢された。やがて日本人がテロを企図しているという情報が入り、その双肩にさらなる重責がのしかかる。米シークレットサービスとの摩擦。そして、臨時に補佐を務める美しい女性キャリア・畠山美奈子へ抱いてしまった狂おしい恋心。竜崎は、この難局をいかにして乗り切るのか?
(小説のあらすじより)」

 効率を重んじる主人公の竜崎が、今作ではなんと!? 恋をします!(笑) おいおい! 家族持ちで妻帯者の竜崎が、「どうなってしまうのか?」っという気になる展開でした。
 ただ正直、ショックなのは、この小説には社会的な出来事を求めていたので、恋愛話はちょっと。。。とも思いつつ・・・・・・。それでも「展開がどうなるのか」、気になりつつ読み進めたところ、やはり、この竜崎、序盤戦、中盤戦はグダグダ感があったのですが、後半戦はグッと心をつかんできました。

 物語は上記のあらすじからもあるように、アメリカ大統領が来日するということから、テロを防止のための捜査の重要な役割をすることになった竜崎。
 そこに、かつての部下の女性に気がいってしまい、集中できなく、思い悩む展開。

 そんな竜崎を見ることができるのは、これはこれでGoodではありましたし、こういう物語も面白かったのは事実です。
 ただ、竜崎のこれまでの勢いをもっと見たかったことに関して言えば、ちょっと物足りなさはあるのは否めなかった。

 今作、いつものペースというより、ちょっと淡々とした読み方にもなってしまいましたが、それでも面白かったです。、

7/10)

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