どこか淡々と物事が進んでいくような展開だった『電光石火 内閣官房長官・小山内和博』(濱 嘉之)

 読み終わって主人公が官房長官の小山内和博だったことに気づきました(笑)。

情報を制するものが権力を制す。それが官房長官・小山内和博の哲学だ。総理のイスをめぐる権力闘争、水面下で蠢くスキャンダル、国際テロ組織による宣戦布告……相次ぐ政権の危機をどう乗り切るのか。「警視庁公安部・青山望」シリーズを手掛ける筆者が、極限のリアリティで官邸を描く新感覚エンターテイメント。青山望も登場!
(小説のあらすじより)」

 今作も作者独特の安心感ある物語展開はあるものの、これまでの雰囲気の安心感というのとはどこか違って、物語だけどどこかドキュメンタリーのような感じで、淡々と「こうなりました」という展開で進んでいったような感じ。
 物語は、現実の世界を物語風にアレンジした感じで、ちょっと読んでいて「現実世界での物事は実はこういうことか?」って錯覚に陥ったり・・・・・・(笑)。

 ちょっとこれまでの安心感とは違った感じで路線が変わったような感じのシリーズ。ただし、ちょっと物足りなかった感じを覚えてしまいました。

6/10)

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)