スマートに007を知りたい方にいいかも、『オクトパシー』(イァン・フレミング)

 まぁまぁ、面白かった。

退役少佐スマイスは、南国ジャマイカで昔の悪事をもとに築いた悠々自適の生活を送っていた。その悪事とは――大戦後雑件処置に携わった彼は、偶然、ナチスが山奥に隠した金の延べ棒のありかを知った。そして、一人のドイツ人に案内させ、金を手に入れると殺してしまった。ところが、この男こそ親代りとしてボンドを育て上げた人物だったのだ。戦時犯罪の摘発という任務のもとに、ボンドはスマイスとの対決に臨んだ……表題作他ボンドが、ソ連スパイ狙撃、敵資金源の壊滅に活躍する二篇を収めた著者最後の作品集(「007号/ベルリン脱出」改題)
(小説のあらすじより)」

 小説は2つの物語が収録されていて、後半は007について、ジェイムズ・ボンドについて、そしてボンドの恋してきた女性についてが盛り込まれていました。
 個人的には、この後半戦の方が面白かったです。

 私はそこまで短編が好きではないので、イマイチ感はありました。
 ただ、短編の物語が必ずしも面白くないとはいいません。それなりに読ませてくれます。
 物語のちょっとした展開は、読んでいる側もこれは今後、どういうポイントになるのだろうって、次の展開を考えさせられたりもします。

 そこそこ、楽しめる短編集となってはいました。

4/10)

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