地政学視点での国際情勢。エネルギー問題が興味深かった今月号の「FAR」

 雑誌「FOREIGN AFFAIRS REPORT(2014 NO.5)」。

 特集は「甦った地政学と欧米秩序の未来」。
 「『歴史の終わり』と地政学の復活――リビジョニストパワーの復活」、「地政学的戦略リスクを検証する――ウクライナと日中対立」、「世界の地政経済学リスク――日本の後追いをする中国経済?」。
 中国、ロシア、イランの影響が高くなっている現在、これらの国は今後ぶつかる可能性も高い。産油国のイランとロシアは原油価格の上昇は好ましいが、原油輸入国の中国は価格を抑えたい。中東の政治的不安低下では、それぞれに思惑が違ってくる。そして、ユーラシアにおけるアメリカの影響力を低下させれば、これらの国々の緊張は低下するより、高まっていきそうだという。
 問題への対応などに対して、外交的治療の効果、つまり、相手国あるいは地域にその治療がどのように作用するか、事前に見極める必要がある。治療によって意図とは逆に病気が誘発されるということを考えることが重要だと。
 中国の今後の経済は、国内の改革を進めていくことが必要ですが、問題は短期的な対処への効果を我慢して、長期的な効果を進められるかどうか。

 「シェール革命で変化する エネルギー市場と価格」はすごく興味深かった。
 シェール革命が起きて、世界のエネルギー情勢に影響を与えている。シェール資源がエネルギー全体の情勢を変化させていく動きが活発で、これが、これまでの産油国との関係に変化をもたらしそうです。

 などなど、興味深い記事がありました。

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